情報源: Wi-Fi EasyMesh | Wi-Fi Alliance
Wi-Fi Allianceは、2018年5月14日に「Wi-Fi EasyMesh」を発表しました。
このEasyMeshは、Meshという名前がついてますが、EasyMesh Controllerというゲートウェイを中心とした、Tree構造のネットワーク・トポロジーを構成するものです。そのため、Bluetooth Low Energyで採用されているFlood Meshのように、自由にノードを追加し、自動でルーティングを行うような構造ではありません。
日本の住宅では100-200m2程度ですので、木造住宅の場合、たとえ3階建てであっても、1つのアクセスポイントですべてカバーできてしまいます。おそらくWi-Fi EasyMeshの使われるケースは、米国の住宅やオフィスビルを想定していると思われます。
このEasyMeshの規格で利用されているAP間の通信は、WDS機能といい、10年以上前からある機能です。今回、それらに対して、ゲートウェイから集中的に制御できるように変更を加えたものです。
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