NFC・ワイヤレス給電の開発

NFC Forum規格 / WPC Qi規格

 

フィールドデザインでは、NFC技術(TypeA/TypeB/TypeF)と、電磁誘導方式のワイヤレス給電技術(ワイアレス充電、非接触給電、非接触充電、Wireless Power Transfer、Wireless Charger)の開発を行っています。
NFCと電磁誘導方式のワイヤレス給電は、コイルを使った磁界結合により、近接した相手に電力を伝送しています。そのため、回路構成としては、共振させることが重要です。900MHzや2.4GHzのような遠方に飛ばすアンテナとは異なった要素技術からなります。


NFC

フィールドデザインのNFC開発

フィールドデザインでは、NFCのリーダー/ライター、カードエミュレーション、P2Pが動作するハードウェア、ソフトウェアの開発や、Dynamicタグを用いたソフトウェア、ハードウェアの開発を行なっています。コイルの設計、周辺回路、ソフトウェアの設計・実装まで、一貫して社内で行なっておりますので、柔軟にカスタマイズが可能です。
NXP社、ST microelectronics社、TI社のデバイスを利用した開発実績があります。


ワイヤレス給電

ワイヤレス給電の利点

ワイヤレス給電を利用する利点としては下記のものがあります。

  1. 電源のコネクタ不要のため、防塵、防水の加工がしやすい。
  2. 電源ケーブルを取り付ける手間がなくなる。また、コネクタ部分の劣化がなくなる。
  3. ケーブルが不要なため、体内などへの埋め込みが可能。
  4. ガラス、プラスチック、木材等、を透過して、電力を供給可能。

フィールドデザインのワイヤレス給電の開発

ワイアレス給電に関しては、電磁誘導方式の中でも主にQi規格、を開発しております。Qi規格の場合、FOD(Foreign Object Detection)機能も標準で備えているため、異物による発熱を阻止できます。その他、コイルずれ時などの共振周波数の調整も自動で行ってくれます。

また、フィールドデザインでは、ワイヤレス給電の開発だけでなく、周りのシステムまで考慮した開発を自社で一貫して行います。下図は、弊社で開発しているQi対応の5W ワイアレス給電ボード(3cm x 3cm)です。お客様の筐体に合わせて、コイルのインピーダンスマッチング等を行っています。

NFC・ワイヤレス給電のご検討、ご相談については、下記よりお問い合わせください。