組込みソフトウェア開発と解析
組込みに特化した設計とセキュリティを考慮した実装
組込みソフトウェアの不具合解析
弊社では組込み製品のソフトウェア受託開発(請負開発、委託開発)、組込みソフトウェアの不具合解析を行います。
組込みソフトウェア受託開発(請負開発)
組込みソフトウェア開発をする場合、PCB基板等のハードウェア特性、外部インターフェイスの動作、半導体ICのアーキテクチャ、組込みOSまで理解した上での設計が必要とされます。
しかし、世の中のソフトウェア専門業者では、ハードウェアや半導体構造に知識・経験がないため、通常のWEBアプリケーションやスマートフォンアプリのような実装をしてしまうことが良くあります。最初は、たまたま動作したりしますが、量産に向けてテストを重ねるうちに、ハードウェア絡みの重大な不具合が発生したり、タイミングによる不具合が発生したり、細かな不具合を多発し、スケジュール遅れを発生させ、最悪の場合、製品リリースができないなどのトラブルになります。
弊社では、このような組込み製品特有の性質に対して、長年の実績と、豊富な経験から、最適なアプローチにより、設計とテストを実施しています。
また、セキュリティに関しては、情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)(登録番号:011061)に登録されているため、インターネットセキュリティから組込み製品特有のセキュリティまでを包括的に設計・実装することが可能です。
対応可能なプロセッサ
- NVIDIA社 各種
- STマイクロ社 STM32シリーズ
- Microchip社 PICシリーズ
- NXP社(Freescale) iMXシリーズ
- TI社 各種(DSPはやっていません)
- 上記以外であっても、対応可能ですので、お問い合わせください。
対応可能なドライバー技術
- USB Hostドライバー
- USB Function(Device)ドライバー
- SD Hostドライバー
- PCIドライバー
- Ethernetドライバー
- HDMIドライバー
- I2C, SPI, UART, IrDAドライバー
- Keyboard, Keypad, Mouseドライバー
- LCDドライバー
- GPSドライバー
- Audio DAC/ADCドライバー
- 上記以外であっても、仕様書、datasheetを参考に開発可能ですので、お問い合わせください。
対応可能なアプリケーションソフトウェア技術
- 無線通信
- 有線通信(IP, UDP, TCP, HTTP, FTP, RTP, RTSP等)
- 画像処理(H.264, MPEG-4, JPEG, OpenCV, OpenGL等)
- 音声処理,音声符号化
組込みソフトウェア不具合解析
弊社では、組込みソフトウェアのテストだけでなく、不具合解析も行っております。組込み製品の場合は、ソフトウェアの不具合を解析する際に、ロジックアナライザー、オシロスコープ、プロトコルアナライザーなど測定器を使って行うことが頻繁にあります。そのため、ハードウェアの専門知識がないと、ソフトウェアの不具合解析ができません。
弊社では、組込み製品特有の不具合解析技術を持っており、すべて社内で一貫して解析・修正・修正確認を行い、レポート提出を行なっております。
また、お客様が設計したソフトウェアの構造解析も受けております。組込み製品技術を専門に扱っている視点から、事前に不具合が発生しそうなコードの指摘、アーキテクチャの修正など、さまざまなアドバイスが可能です。