Bluetooth(Classic BT, BLE)ソフトウェア開発

組込みデバイス、スマートフォン(iOS/Android)のソフトウェア開発

 

弊社では、Bluetooth規格が誕生した1998年から長年にわたり技術開発に携わった経験から、Classic Bluetooth(ver2.1+EDR), Bluetooth Low Energy(ver4, ver5)のソフトウェア開発を行なっております。
組込み製品向けの開発を得意としており、それと通信するスマートフォン(iOS/Android)のソフトウェアまですべて自社で一貫し、開発を行なっております。

Bluetooth Low Energyの利点

BLE(Bluetooth Low Energy)を利用する利点としては下記のものがあります。

  1. 低消費電力で動作する点。伝送レートが1Mbps〜2Mbpsと低く、通信距離も短いため、消費電力を低く抑えられます。ボタン電池で1年稼働できる製品を作ることが可能です。
  2. 製品を小型・軽量にできる点。上記とも関係しますが、低消費電力で動作するため、バッテリーの重さを抑えることができます。ウェアラブルデバイスや、ヘルスケア製品など、重さを気にすることなく扱える製品を作ることができます。
  3. 運用費用が低コストである点。免許不要の帯域で自由に利用できる。3G/LTE/5Gのようなセルラー系にくらべ、毎月の利用料金などが発生しないため、低コストな運用ができます。また、BLE(Bluetooth Low Energy)の半導体も複雑な回路を必要としていないため、低価格に抑えられます。
  4. スマートフォンと連携ができる点。スマートフォンには、すでにBLE(Bluetooth Low Energy)の機能が搭載されているため、アプリを開発するだけでBLE製品とスマートフォンの通信が可能となります。

Classic Bluetoothの用途

現在、BLE(Bluetooth Low Energy)では音声、オーディオ等を伝送する仕組みや規格がありません(2020年1月にBluetooth LE Audioが発表されたため、今後は変化する)。
そのため、ハンズフリーやヘッドホン等の製品にスマートフォン、PCから音声、オーディオを伝送するには、Classic Bluetooth(ver2.1+EDR)を利用する必要があります。
弊社では、そのようなケースに対して、下記のClassic Bluetooth用プロファイルをサポートしております。

  1. SPP (Serial Port Profile): シリアル通信。
  2. HSP (Head Set Profile): ヘッドセット用の音声・オーディオ伝送。
  3. HFP (Hands-Free Profile): ハンズフリー用の音声・オーディオ伝送(mSBC,CVSD)。HSPの上位バージョン。
  4. AVRCP (Audio/Video Remote Control Profile): オーディオの再生、停止、操作。
  5. A2DP (Advanced Audio Distribution Profile): 高音質のオーディオストリーミング(SBC)。

フィールドデザインのBluetooth開発

 フィールドデザインでは、開発だけでなく、BTロゴ申請(Bluetooth SIG認証)、電波法申請など、Bluetoothに関するすべてのことをサポートします。

Bluetoothのご検討、ご相談については、下記よりお問い合わせください。