Type-2 Tagの説明(★)
[NFCの開発依頼は、フィールドデザインまでお気軽にお問い合わせください。]
Type-2 Tagについて説明していきます。
コマンド
NFCでReader/Writerから空間を流れるコマンドは下記のものがあります。
コマンド | コード | 説明 |
REQA | 0x26 | Tagを探索する。ATQAでTagが応答する。複数が同時に送るケースもあるが、問題ない。 |
AntiCollision CL1 | 0x93 0x20 | アンチコリジョンの実行をする(CL1)。 |
Select CL1 | 0x93 0x70 | 通信したいTagの選択をする(CL1)。 |
AntiCollision CL2 | 0x95 0x20 | アンチコリジョンの実行をする(CL2)。 |
Select CL2 | 0x95 0x70 | 通信したいTagの選択をする(CL2)。SAKでカードが応答する。 |
SECTOR_SELECT | 0xC2 | セクターを選択する。 |
READ | 0x30 | 16byte読み込む。 |
WRITE | 0xA2 | 4byte書き込む。 |
動作
実際のコマンドがどのように流れているのか説明します。
フィールドを生成し、Tagに電力を供給したのち、Tagを検出します。
複数枚のTagが存在している場合もあるので、Selectにより、通信したいTagの選択をしていきます。
Tagが選択されると、ACTIVE状態になり、セクターを選択し、読み書きを行います。
Type-2の場合は、メモリのイメージなので、セクターとオフセット(page)を指定して、読み書きをします。