LE Audioプロトコルスタック(★)

[BLE(Bluetooth Low Energy), LE Audioの開発依頼は、フィールドデザインまでお気軽にお問い合わせください。]

ここでは、LE Audioで使われるプロトコルスタックについて説明します。



LE Audioでは、プロファイルとしては、BAP(Basic Audio Profile)を利用することになります。
また、オーディオコーデックは、LC3を利用します。
これ以外にも、Media Control(MCP,MCS), Call Control(CCP, TBS), Microphone Control(MICP, MICS), Volume Control(VCP, VCS, VOCS, AICS)などの制御用のサービス、プロファイルが追加されています。
さらにユースケースのプロファイルとして、BAPや前述のプロファイルの上位に、Hearing Access Profile and Service(HAPS:補聴器用),Public Broadcast Profile(PBP:ブロードキャスト用),Telephony and Media Audio Profile(TMAP:通話/音楽用), Gaming Audio Profile(GMAP:ゲーム用)が追加されています。

ブロードキャスト通信の場合は、BAPからIsochronousチャネルを使って、Audioデータを伝送します。
ユニキャスト通信の場合は、BAPからASCS(Audio Stream Control service),
PACS(Published Audio Capabilities service)を使って、IsochronousチャネルにてAudioデータを伝送します。