管理人 のすべての投稿

【開催日:平成28年10月31日〜11月2日】
産業交流展2016(機械-152ブース:多摩商工会議所内)に出展します

産業交流展2016。中小企業による国内最大級のトレードショー。10/31(月)・11/1(火)・2(水)東京ビッグサイト東5・6・7ホール

 10/31〜11/2に行われる産業交流展2016に出展します。場所は、機械-151ブース(多摩商工会議所内)です。Wi-Fi, Bluetooth, NFCなど無線に関する疑問・質問などありましたら、この機会にお気軽にお尋ねください。
2016/10/10追記:
 展示内容は、弊社のセンサーネットプラットフォームです。超低消費電力で広範囲の敷地をカバーするツリー型ネットワークを使ったデモです。ぜひ、ご来場ください。

Mesh and Bluetooth: A Smart Combination

Mesh-2-300x268

Mesh with Bluetooth low energy functionality is coming later this year. See some of the current conversations and latest news.

情報源: Mesh and Bluetooth: A Smart Combination – Bluetooth Blog

2016年の後半にBluetooth SIGの方で、Mesh Networkの仕様が公開されます。
Mesh Networkの応用先には、スマートホーム、工場における自動化、位置情報、スマートインフラ(電力等)があります。
IoT分野のキーテクノロジーと言われています。

実は、このMesh Networkは、Zigbee規格ですでに実用化されています。AODVというアルゴリズムで、メッセージをブロードキャストして、その到達が速い経路をフィードバックしていき、全ノードで記録していくという方法です。Routing Tableが必要なことや、伝達に時間がかかるなどのデメリットがあります。いわゆるRouted Meshという方式です。

それに対して、Flood Meshという方式もあります。Trickleというアルゴリズムに代表されるもので、ブロードキャストのメッセージを受信したノードが、一定時間たっても同一メッセージを受信しなかった場合に、自分がリピートするというものです。この方式を使うと、Routing Tableも必要なく、伝達時間も速く、1000以上のノードからなるネットワークでも利用できるため、IoTの分野では非常に有力な方法と言われています。しかし、位置関係によっては、伝わらないノードが出てきたりする欠点もあります。

弊社でも、Bluetooth Low Energyを利用したMesh Networkの研究開発をしております。Mesh Networkを利用した製品をご検討のお客様は、お気軽にお問い合わせください。

Chrome for AndroidがPhysical Webに対応

pwvending
情報源: Chromium Blog: The Physical Web expands to Chrome for Android

Physical Webの最初の取り組みとして、2015年夏にChrome for iOSにてビーコン(Eddy Stone)を検知できるようになった。ビーコンはURLを短縮形で送信しており、それをiOSのChromeが解釈して、表示するというものである。今回、Chrome for Androidもversion49(現在はversion48)から、この機能をサポートすると発表があった。

やはり、課題はセキュリティだろう。Eddy Stoneの仕様は公開されているため、誰でも偽造ができたり、悪意のあるサイトに誘導できるものとなっている。この問題を解決しないかぎり、いくら便利にブラウザでビーコン検知できたとしても、怖くて使えない。極端な話では、非常に電波の強い悪意のあるビーコンを作って、置いておくことで、周辺にいる人がすべてそのビーコンの示すサイトに導かれてしまうという事態になる。

弊社では、ビーコンの暗号化を強化し、偽造が困難なビーコンのプラットフォームを使ったサービスを提供しております。お気軽お問い合わせください。

Wi-Fi HaLow®が発表されました

情報源: Wi-Fi HaLow | Wi-Fi Alliance

 2016年CESにてWi-Fiより、IoT向けの低消費電力で長距離通信ができる認証プログラムWi-Fi HaLow®が発表されました。スマートホーム、コネクッテド・カー、デジタル・ヘルスケア、農業、物流、スマートシティーに応用が期待されます。(なお、Wi-Fiは認証プログラムの提供・試験をするだけで、実際の技術規格はIEEE802.11ahというものを利用しています。)
 現行の2.4GHz/5GHzの周波数帯を使ったWi-Fiでは、物理的な特性上、低消費電力にするのが、非常に難しかったのですが、Wi-Fi HaLow®では、周波数帯を900MHzに変更し、低消費電力で、通信距離を2倍にしています。
 一般的には、送信時の電力を上げれば、通信距離が伸びます。また、利用する周波数帯を低くすれば、通信距離が伸びます。それ以外に、周波数帯を低くすると、建物の中でも電波が回りこんで到達するので、カバーできる場所が広くなり、実質的に通信距離が伸びます。Wi-Fi HaLow®では、このことを利用して、現状の問題点を克服しています。
 現在、IoT関連の通信規格は世界中に無数にあり、日本でも各団体がそれぞれで規格を策定し、統一がなされてない状態です。そこに、今回、近距離無線通信のデファクトスタンダードであるWi-Fiが規格を提案してきたことは、非常に大きな流れであります。
 弊社としても、今後、経過を見守っていきたい技術の一つであります。

ホームページを開設しました

このたび、ホームページを開設させていただきました。
これからは、このホームページを通じて最新のサービス情報、技術情報、イベント情報をお届けしていきたいと思います。

今後ともよろしくお願い致します。