Riding the NB-IoT bicycle

情報源: Riding the NB-IoT bicycle

だいぶ前に中国で話題で、最近日本にも上陸すると言われているレンタル自転車のofoです。
モデムはファーウェイ製のNB-IoTモジュールです。日本ではサービスしてないNB-IoTですが、実証実験も終わってますので、近いうちに登場するかと思われます。NB-IoTは180kHzの帯域幅しか取りませんので、非常に低消費電力です。常時接続で、電池駆動で1年以上持つ製品を作ることも可能です。ただし、下り50kbps、上り20kbpsと通信速度も低いため、用途は限られます。
LPWA(Low Power Wide Area)の中でも、NB-IoTは、通信帯域が保証されているため、セキュリティや課金や信頼性が関係するサービスでは、この方式を使う以外の選択肢はありません。免許不要の帯域を使っているLoRaWAN、SIGFOX等は、セキュリティや課金や信頼性が関係するサービスに対して、技術的には適用可能ですが、サービスとしては適用困難です(通信が保証できないため)。

上図は、ofoのモデム付きロックモジュールです。

弊社でも、自社開発した3G+GPSモジュールを使い、インターネットからカギのUnlockを行えるシステムを提供しています。GPSを使い自転車の現在の位置をWEB画面上に表示し、あらかじめ予約しているユーザーがその場所に行って、Unlockボタンを押すと、利用できる仕組みを構築し、お客様に提供しています。移動機のハードウェア(電気、機構)、筐体、ソフトウェアと、インターネット上のWEBサービス、スマホアプリを、すべて自社開発しており、さまざまなカスタマイズが可能です。
弊社では、無線技術を利用して、人と人が繋がる直感的で身体的な体験ができる新たなサービスを常に考えています。
3G, LTEに関するサービス、技術については、弊社にお気軽にお問い合わせください。